まるで恐竜のミイラ?奇跡の化石ボレアロぺルタ
今回は恐竜の化石の中でも最も奇麗な化石だと言われている恐竜を紹介していこう。
奇跡の化石ボレアロペルタ
その恐竜はボレアロペルタ。名前の意味は北の盾。
つい最近まで名前が付けられていなかった恐竜で、草食恐竜の仲間。しかも新種であった。
この恐竜の化石が見つかった状態がまさにミイラかと思うぐらいに保存状態が良かったのだ。恐竜の場合死んでしまうと肉食恐竜に食べられてしまい、骨がぼろぼろの状態になってしまうが、ボレアロペルタの場合そのままの姿で化石になっていたのである。
これは死んでしまった後に、海に運ばれ泥に包まれて化石になったことで保存状態が保たれたと思われる。
化石は、顔まではっきりと分かり、目までも確認できたという。
体つきは鎧をまとった鎧竜の仲間で、亀のように体をガードしていたと思われる。この硬い鎧のせいで守られ、現代によみがえったのだろう。
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色まで判明していた
この恐竜の化石を調べていくと、なんと色まで判明したという。
普通、恐竜の化石には色は残らないが、ボレアロペルタの化石にはなんと皮膚まで一緒に残っており、しかも色までも残っていたのである。
それによると、茶色を少し赤っぽくしたような色で、他の恐竜から捕食されることを防御していたものと思われる。
まだまだ恐竜の本当の姿が解明されるには時間がかかりそうだ。
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